Introducing Akari Uragami at The Conran Shop Kobe

神戸阪急の新館3階 Hankyu Mode Kobeにオープンしたザ・コンランショップ 神戸店。その壁面を飾るのは、日本人アーティストAkari Uragamiのアート作品です。
タイトルは「NEHAN」。2017年にイギリス北西部に位置する街、マンチェスターにある変電所の壁に描いて以来描き続けているテーマです。 あらゆるものは何かの集合体であり、川の流れや私たちの身体、そして街のように、私たちが気づかないうちに、そのものを構成する要素は代謝され、常に入れ替わっていきます。

「NEHAN」は、様々な肉体が混ざり合って一つの景色が作られている様子が描かれています。それはAkari Uragamiにとって、今目の前で起きていることを描き、ただそれを認める行為。 そんな彼女の色彩豊かでエネルギーに溢れた作品が、フロアの奥という立地を活気付かせ、思わず引き寄せられるような、魅力あふれるクリエイティブなスペースへと生まれ変わらせてくれています。

Akari Uragami

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業
生物としての人間を、最低限の要素で再構築、再解釈することを試みている。
主に布や繊維を用いたソフトスカルプチャーと壁画を含む絵画を制作し国内外で活動している。
近年の活動に、Viscera/Epiphora展 (COMPOUND Yucca Valley / CA, USA / 2022)、P.O.N.D展 (PARCO MUSEUM TOKYO / 渋谷PARCOエントランス / 2021)、TACHIHI PUBLIC ART AWARD2020受賞 (立川GREEN SPRINGS / 立飛ホールディングス主宰、Wacoal Art Centerエリアマネジメント及びアートディレクション / 2019)、個展Reality Check (Marinship Studios / CA, USA / 2018) などがある。