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on 13-December-24
レ・クリントの「Snowdrop(スノードロップ)」シリーズは、スノードロップ(=マツユキソウ)にインスピレーションを受けてデザインされました。手折りのシェードと現代的なフレームのデザインが見事に融合したシリーズで、デザインチームHarrit-Sørensen + Samson(ハリット-ソーレンセン+サムソン)が2009年に発表しました。
スノードロップは、可憐な草姿に白い下向きの花を一輪咲かせ、長い冬を越すデンマークでは、春を告げる大切な花とされています。雪を押し上げるように力強くも可憐に咲くその姿が、このSnowdrop(スノードロップ)のランプシリーズに見事に表現されています。
本シリーズの製作にあたり、デザイナーのトーマスとニコライの2人は機能面の充実を、キムはデザインに優美なエッセンスを取り入れることに注力しました。
フロアランプは、アームを滑らかに前後に動かすことができ、また、アームを傾けても常に真下を照らす設計になっています。これにより、照らしたい場所や用途に合わせて自由に調整し、自分らしく使うことができます。アームの可動域は最大1350mmで、これを実現できるのは、台座にしっかりとした重みがあるからです。
レ・クリントでは、日本の折り紙をヒントに生まれたプリーツのシェードや、金属製や木製などのパーツの多くをそれぞれ熟練の職人たちが作っています。 「自分たちの目が届く場所で、製造、組み立て、品質管理、出荷を一貫して行うことで、お客様へより良い商品をお届けできる」という信念のもと、創業時から変わらず、デンマーク第3の都市オーデンセに工房と倉庫を併設した本社を構え、職人たちの手作業と、ものづくりの情熱に支えられながら照明づくりを続けています。
Snowdrop(スノードロップ)は、レ・クリントの伝統的な職人技に現代的なアイデアを加えたことで、シンプルながらも存在感を放つ名作照明となり、北欧のみならず世界中で愛されている照明です。
Harrit-Sørensen + Samson
トーマス・ハリット、ニコライ・ソーレンセン、キム・サムソンの3人によるチーム。1991年にデンマークデザイン学校を卒業。トーマスとニコライはナックスのコートラックをデザインして、2000年にデンマークデザイン賞を受賞。キムは以前IKEAでシューズラックをデザインしていた経歴を持つ。トーマスとニコライの2人は機能面の充実を、キムは作品に優美なエッセンスを加えることでデザインを完成させている。
レ・クリントは、1901年デンマークの建築家 P.V. イェンセン・クリントが、日本の折り紙をヒントにオイルランプのあかりを調節するためのプリーツのシェードを作ったことから始まりました。規則的に続く折りは美しい陰影を生み出し、レ・クリントの原点となっています。
長く厳しい冬を過ごす北欧の生活の中で磨かれてきたデザインや伝統の技術は、時代を超えて大切に受け継がれています。そして、創業の地デンマーク オーデンセでの、職人の手仕事による製造を守ることを信念としています。北欧デザインの代表として、世界中を魅了し続けているレ・クリントは 2023 年に創立 80 周年を迎えました。 デンマークの人々が大切にするヒュッゲを体現する照明ブランドとして、心地のよいやわらなかなあかりをデンマークよりお届けし続けていきます。
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