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      on 26-October-22

  • Icons at The Conran Shop: Noguchi Coffee Table

    20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチがデザインした「コーヒー テーブル」は、ウッドの脚部とガラス天板の有機的なフォルムが美しい"すべては彫刻である"というノグチの信念を表した彫刻作品のようなデザインです。

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    無垢材から作られた脚は、厚いガラスの天板を支えるために天板に対して直角に配置され、滑らかな曲線やパーツのつなぎ目などの細部に至るまでこだわりぬかれています。

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    ノグチも自身の家具作品の中で最高傑作と考えている「コーヒー テーブル」のはじまりは、彼がコーヒーテーブルのデザインの依頼を受けたことがきっかけでした。 ノグチはこのコーヒーテーブルの小さな模型を作りましたが、彼が海外へ行っている間にデザインが盗まれてしまい、帰国後すでに生産が始まっていることを知りました。 このことに憤ったノグチは、盗作されたデザインを超える完ぺきなバランスの3本脚のテーブルを作る事を決心し、生まれたのがイサム・ノグチの「コーヒー テーブル」と言われています。 ガラスの天板に刻まれているノグチのサインは、イサム・ノグチの本物の「コーヒー テーブル」である事を証明しています。

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    イサム・ノグチの「コーヒー テーブル」は、洗練された佇まいが上質な雰囲気を漂わせ、クラシックな空間からモダンな空間まであらゆるシーンになじみます。ノグチがデザインした唯一無二のスタイルは、20世紀の名作デザインとして現在も世界中の人々に愛されています。

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    イサム・ノグチ

    イサム・ノグチは、1904年日本人の父とアメリカ人の母の間にロサンゼルスで生まれました。3歳で来日し13歳まで日本で過ごしたのち渡米、 1923年にコロンビア大学(医学準備過程)へ入学しました。母親レオニーの勧めで1924年から夜間の彫刻クラスへ通い始めたノグチは、校長のオノリオ ルオットロから彫刻に専念することを勧められ、大学を退学して彫刻家としての道を進むことになりました。
    1927年にはグッゲンハイム奨学金を取得してパリへ渡り、コンスタンティン・ブランクーシのアシスタントとして活動、ニューヨークで初の個展を開催しました。
    旅好きだったノグチは、日本や中国、イタリア、メキシコなど世界各地を訪れ、そこで得た技術やインスピレーションを作品づくりに反映させました。
    ノグチの才能は、彫刻だけに留まらず、家具、照明、建築、園芸、そして舞台セットなど多岐にわたる分野で多くの作品を生み出しました。
    自然の造形物を思わせるフォルムが特徴で、繊細であり大胆、伝統的かつモダンという豊かな表現力と芸術性を持ったノグチの作品は、1950年代から今日までデザイン史に大きな影響を与えています。

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